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葉月の第二の場所

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(本編)修行の成果と

 

 

朝起きると簡略化した準備運動で眠気を覚まして着替えを済ませておく

 

 

筋トレの時にのみ軽めのリストウェイトとトレーニンググローブの装備

 

 

そのまま外へ長距離のウォーキングついでに買い物

 

 

帰ってくると手洗いうがいを済ませてから一旦外し栄養バランスが取れる食事を一日三食

 

 

スクワットを四セットからのバーピージャンプそして腕立て伏せを三セット

 

 

週一日にだけ筋トレを全てしないで食事や十分な休養をし回復に回す

 

 

………………というのを負担のみ少しずつ増やし休みはそのままにしながらしばらく続けた結果

 

 

「よーしなかなかいい線行ってるな(ね)紗織!!感動したぞ!」

 

 

「ほ、本当ですか?嬉しい……です………………」

 

 

元から割れた腹筋だけではなく全体的に引き締まっているのに加え少しばかりだがオーラが鋭くなっている

 

 

彼女達は抱き合ったりのスキンシップを終えるとあるところに出かけることにした

 

 

神殿は大きさこそ外れの凍りついた洋館に劣るが全て大理石で出来ていて民の信仰を表したかのように鎮座しておりその玄関前に到着するとひとりでに扉が開かれ一行はその様子に感心する

 

 

真っ直ぐに進んでいくと一際荘厳な扉の前に枯れ木のような体軀の老人教皇が車椅子に座っておりその見た目に合わない穏やかな声色で挨拶してくる

 

 

「初めまして、待っていましたよ。」

 

 

 「…………その足、大丈夫ですか?」

 

 

「足というよりは腰ですね…………車椅子は便利です」

 

 

 

「おかげさまで楽に動けますし何より驚かさないで済みます」

 

 

 

「………何方か、驚かせてしまったのです?」

 

 

 

「はい。気にしていなくて良かったのですが申し訳ないのは変わりません。」

 

 

「この辺りでね。閑話休題しましていくつか確認をさせていただきますね」

 

 

 

「受ける方は紗織さん御一人でよろしいですか?」

 

 

「はい!」

 

 

「契約をしたい理由がありましたらそれを聞かせて下さい」

 

 

「力加減がまだ未熟なので鍛えてからしようと前から話してました!」

 

 

「なるほどわかりました。準備の方は既にしてありますのでご両親方は少しお待ち下さいね」

 

 

「紗織さん、眩しいので前もってこれを渡しておきます。」

 

 

「えっとこれって………サングラス…………?」

 

 

「はい眼鏡の方はですね、一旦ご両親に預かってもらいましょう。」

 

 

紗織は慎重に両手で外すと折り畳んで遠慮がちにベンチの端へ置いて教皇と扉の向こうに入っていき後には真剣な表情をしている両親が残された

 

 

教会のような室内の左右の窓には星空めいた模様の遮光カーテンが引かれており一際大きくサクチュアリの地形が描かれたステンドグラスが中央に配置されている

 

 

「これからの生を一緒に歩くことになりますので守護者(パートナー)にお名前を付けていただきたいのです」

 

 

「私の名前を付けるセンスに不安を覚えるのですが………」

 

 

「大丈夫です喜んでくれますからね」

 

 

「わかりました」

 

 

そう話しながら車椅子から降りて杖の音を響かせながら移動していき教皇に最終的な位置は違えど紗織も続く

 

 

白くそして淡く発光した鉱石の祭壇の前には薄紫色の魔法陣が描かれており二人はそれと内陣を挟んで向かい合った

 

 

「それでは誓いを詠み上げますので返事をお願い致します」

 

 

 

 

 「“では貴方は健やかな時も病める時も喜びの時も悲しみの時も“」

 

 

 

 

「“______不殺を誓いますか?“」

 

 

 

「はい」

 

 

「わかりました!ではこの辺で着用しておきましょう眩しいので!」

 

 

真剣な空気から一変すると二人はサングラスを掛けそれに応じて場の全体がシュールになり魔法陣が劇的にその輝きを増し室内を白一色にしたが歴戦の遮光カーテンが外への影響を打ち消した

 

 

「今更だと思うのですけどどんな方が出てくるのですか!?」

 

 

「受ける方の精神に影響されますのでその時でないと私にもわかりませんね!」

 

 

光が徐々に収束する段階に入ったので念のために教皇が確認し終えると許可を出す

 

 

外して見てみると人のような形が光によって創られており紗織はそれに驚いて凝視している

 

「おや………なんだか眠そうにしていますね……」

 

収まりきると額に螺旋状の角と獅子の尾と偶蹄目の蹄のような物を持つ男児がそこに現れていた

 

 

「…………かわいい………」

 

 

何故か小さい頃に読んだ絵本に出てきた白馬の存在を思い出しつつも初めて見る守護者(パートナー)に驚いて思わず尻餅をついてしまう紗織に

 

 

目をこすりながらカツコツと蹄を響かせて近づいてきた守護者は紗織の腕を引っ張り立たせた

 

 

 

「…………えっとお名前……お名前……」

 

 

「端末いりますか?」

 

 

「あっありがとうございます!」

 

 

教皇は杖に提げていたスマートフォンと似たような機械を取り出して紗織に貸すと検索画面を立ち上げた

 

 

『 白馬 角 絵本 』  『ユニコーン

 

 

 

「ユニ君でいいですか………?」

 

 

 

「……………………うん…………よろしくごしゅじんさま………」

 

 

 

 「ところでサングラスの方どうします?お持ち帰りも出来ますが」

 

 

 

「次の方が使うと思うので返却します……ありがとうございました!」

 

 

今までに無い晴れ晴れとした顔でサングラスを返却してユニと一緒に両親の元へ行くと教皇はそれを見届けてから車椅子にまた乗り別の扉から部屋に行くと仮眠を取り始める

 

 

外に出る直前紗織が扉を振り向いてみると入る前はいなかったお婆さんが見えたので小声で感謝を伝えると笑って見送られた

 

 

 

何か月かした後紗織の就職祝いにラビリンスへ出かけて一家は思う存分時を楽しんだ

 

 

めでたしめでたし