葉月の第二の場所

作品置き場とかそういうあれだよ。関係無いのもある?知らんな。

(本編)魔物飼いと純真有翼人とお狐様と将来有望モスサターニア

チュリグ王の自室

 

ハサマ王「うええ………………いやーまだ色々な所が痛いね………」

 

グリム「本当我が王にパイルドライバーかけるって少し見たとはいえどれだけ凄まじいんですかその狂信者の有翼人。」

 

ハサマ王「なんかもう躊躇いがなかったね………帰ってからどのくらい経ったっけ?」

 

グリム「もう二ヶ月と五週間は経つ頃です我が王。」

 

ハサマ王「意識ある状態でここまでって初めてじゃない?桁も違うね?」

 

グリム「言われてみればそうですね、少なくとも上空数千メートルからパイルドライバーなどかけられたら死にますが。」

 

ハサマ王「いやーあそこなら心配ないと思ってたけど意外とそうでもなかったというね。」

 

ハサマ王「治ったらまた行くんだけど、対策もあるみたいだし。」

 

グリム「…………放送でしたっけ、知れるならまあ……………」

 

ナツメ「王ー」

 

ハサマ王「…………ナツメちゃん珍しいねどうしたの?」

 

ナツメ「クロマのところに有翼人と動物?来た」

 

ハサマ王「!?」

 

グリム「その有翼人の性別は!?」

 

ナツメ「小っちゃい女の子」

 

ハサマ王「…………(後が怖いから)監視も無しで………」

 

グリム「(アレはマズいので)同じく…………」

 

ナツメ「了解しました。」

 

ハサマ王「じゃあハサマはまた寝るね、ここずっと動けないからやること無いし。」

 

グリム「お休みなさいませ我が王、私もしばらく休憩しています。」

 

サクチュアリ凍りついた洋館

 

イグナーツ「愛しの我が神!!娘と狐の居場所をご存知だろうか!?まさか奴等に拉致され」

 

紗雪「たまには大人しくしてろや狂信者あああぁ!!」 

 

紗雪「“封境印界悠凍久結“(ふうきょういんかいゆうとうきゅうけつ)!!」

 

『ご家族の一員が外出された後洋館周囲が瞬時に凍結されました』

 

『近寄らないで下さい。繰り返します近寄らないで下さい。』

 

市代「あらあら綺麗な氷柱ね。」

 

 鉄蔵「いやー芸術的だなー」

 

祐馬「なんで父さん母さん慌てないの!?これ緊急事態だよな!?」

 

プリム『でも可愛いですよ旦那様!!』

 

祐馬「お前もかプリムウウウゥ!!」

 

チュリグクロマの家付近

 

シャルロッテ「わぁ色んなどうぶつさんがいっぱい!!たのしい!」

 

稲荷「………………………………」

 

クロマ「(……………あの首に巻き付いてるの、魔物じゃないね…………気になる……)」

 

シャルロッテ「おねーたんおねーたん!!おねーたんもいっしょあそぼ!!」

 

クロマ「それもそうだね、遊ぼうか。首のも一緒にね。」

 

稲荷「……………………………(目が怖いですねあの人間……)」

 

シャルロッテ「首のもじゃないのー!稲荷なのー!!!!」

 

クロマ「ごめんねー。稲荷君っていうんだ。初めて見るけどどんな子なの?」

 

シャルロッテ「けっかいっていうすごいまほうがいっぱいできたりしゃべれたりブレーキできるの!」

 

稲荷「何故バラしてしまうんですかシャルロッテ様ー!!!」

 

クロマ「意外と声高いね、モカ君が大きくなったらこんな感じなのかな?」

 

モカ「ママよんだ!?」

 

クロマ「やあモカいつも速いね。一緒に遊ばない?」

 

モカ「あそぶ!!!」

 

シャルロッテシャルロッテ虫さん見るの初めて!!モカ君っていうの!?よろしくね!!」

 

モカ「よろしくね!えっと………シャルちゃん!!」

 

シャルロッテ「あだ名うれしい!!ありがとモカ君!!大好き!!」

 

モカ「どういたしましてシャルちゃん!!!だいすき!!」

 

クロマ「いやー世界構築してるねあの子達。良いことだ。」

 

稲荷「そうですね…………狐がそんなに気になりますか」

 

クロマ「気になるに決まってるよ、狐だなんてそんな魔物聞いたこともない。」

 

稲荷「狐は動物です。神の使いやら化かして人を惑わすものだとか言われているようですが動物です。」

 

稲荷「稲荷は魔物じゃありません。少し特別な狐です。」

 

クロマ「特別?」

 

稲荷「特別。他のは喋れるのが数えるくらいですがいましたけど知能らしい知能はありませんでしたよ。結界もはれませんでしたし。」

 

クロマ「どっかの国に言葉を反芻する鳥がいるらしいからそういうのかな?」

 

稲荷「恐らくは。…………特別だと色々あるわけで………具体的には贄にされまして……」

 

クロマ「……あー……別に話さなくてもいいんだよ?」

 

稲荷「生存してますし過ぎたことなので話せます話します………」

 

稲荷「贄先が国規模で祀られてる神様……という名目上の他所からの方でして………」

 

稲荷「命は惜しいので最初は避けてたんですけど食べようとする素振りすらなかったんで大丈夫かなと…………」

 

稲荷「段々仲良くなってきたついでに二人して国が嫌になったので逃げました。」

 

クロマ「…………事情といい行動力といい中々に凄まじいね………」

 

稲荷「………でしょう………?逃げた直後に会ったのがそちらの王にパイルドライバーをかけた有翼人なわけですが…………」

 

クロマ「その話はいいやカットで。」

 

稲荷「止められたようでよかったです。いやあれは本当心臓に悪い。」

 

稲荷「ところでさっきから稲荷は触られていますがそんなに不快ではありませんね。」

 

クロマ「(分かりやすく尻尾振ってるあたり可愛くない?)」

 

グリム「クロマ」

 

クロマ「!?…………ってグリムどうかしたの?」

 

グリム「その方達すぐには帰れなくなってしまったようで………」

 

クロマ「あー…………なるほどねー………分かったから王のことよろしく。」

 

グリム「では。」

 

稲荷「……………噂前にこういうことが起こるって全くあの方は………」

 

 クロマ「…………まあ仕方ないということで………部屋なら空いてるから大丈夫でしょ。」

 

クロマ「シャルロッテちゃん達数日ほどうちでお泊まりすることになったからよろしくー」

 

シャルロッテ「おとまり!!」

 

モカ「おとまり!!」

 

 

稲荷「喜んでますね。」

 

クロマ「知ってた。まあ嫌がられるよりはいいんだけどね。」

 

稲荷「それもそうですね。ところでご飯は何なのですか?」

 

クロマ「さぁね。まあ君でも食べれそうなのにしておくよ野菜とか。」

 

稲荷「お気遣いありがとうございます。」