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葉月の第二の場所

感想とかメッセージはマシュマロによろしくです質問箱でもよかったり

(アイラヴ)工家への依頼(4.5くらい)

祐馬「父さん母さん!!!なんか「チュリグ」ってとこからイヤーマフの制作依頼来たんだけど!!

 

 

 

鉄蔵「………何だと?それは本当なんだな祐馬?」

 

 

市代「それで内容はどんなものかしら?」

 

 

 

初めてご連絡致します。

私チュリグ芸能事務所でマネージャー業をしております、グリムと申します。

弊社はタレントのサポートを主な業務としております。

HPを拝見し是非ご活用賜りたくメールを差し上げた次第です。

依頼の経緯になりますが タレントの皐月アザミさんが聴覚に優れたあまり

日々の生活にも支障をきたしておりこれを

危惧した私共はイヤーマフの制作を承ってくださる会社を調べに調べ

貴社に白羽の矢を立てることを決定致しました。

 

 

 

鉄蔵「…………これは随分と……報酬は?」

 

 

祐馬「無制限って…………」 

 

 

鉄蔵「そうか。なら遠慮なく貰うとするか。」

 

 

市代「そうねぇ。かなり威圧的だけどそれ程焦ってるということでしょうし有難いわぁ。」

 

 

祐馬「いっっっっっっつも赤字だからな………」

 

 

市代「お父さんの技術は門外不出だからねぇ。」

 

 

市代「…………えーと、URL………やっぱり本物みたいね。祐馬は手伝うことになると思うからお父さんのところに行ってなさい。後は全て私がするわ。」

 

 

祐馬「ウッス!!

 

 

________________________

 

 

 翌日のチュリグ芸能事務所

 

 

ハサマP「グリムちゃーん、例の人来たよー!」

 

 

グリム「…………では行ってきます。」

 

 

市代「どうも初めまして~」

 

 

グリム「こちらこそ」

 

 

市代「あのイヤーマフの試作品持ってきたの、付けてもらえるかしら?」

 

 

グリム「では」

 

 

グリム「………………………………………………」

 

 

市代「もしもし、聞こえないみたいね?外すわよ。」

 

 

グリム「何も聞こえませんでしたね。」

 

 

市代「そうなのよー。本当にその性能でいいのかしら?」

 

 

グリム「はい。」

 

 

市代「(即答ね………どれだけ酷いのかしら………)それで報酬の件なんだけど今払いでも……」

 

 

グリム「構いませんよ、持ってきますので少々お待ち下さい。」

 

 

ハサマP「こーんにちはー!!そしてどうもありがとう!!

 

 

市代「あらあら、貴方がプロデューサーね?こちらこそありがとうね。」

 

 

 グリム「持ってきましたよ……………何してるんですかプロデューサー」

 

 

ハサマP「これは追加のお礼だよ!

 

 

グリム「そして何故テーブルへ札束を叩きつけてるのですか!?」

 

 

ハサマP「キャリーバッグいっぱいのに比べればこの程度ささやかな物さ☆」

 

 

市代「これでしばらくは色々と賄えるわー」

 

 

市代「それとお願いがあるのだけれど」

 

 

ハサマP「何かな!?」

 

 

市代「うちの技術を公表しないでほしいの。」

 

 

ハサマP「オッケーイ!!こっちもお願いあるんだ!」

 

 

市代「聞くだけ聞いとくわ」

 

 

 

ハサマP「アザミちゃんが人気出たらイヤーマフ何色かにかーなーりーバリエーション分けて作って貰おうと思うのだけど。」

 

 

 

ハサマP「あ、勿論売り上げは全部そっちの物ね?知名度も上がるだろうし?何より困った人達が喜ぶね?」

 

 

市代「…………貴方達………」

 

 

市代「……焦ってないみたいね………?」

 

 

ハサマP「安心しなよ。イヤーマフの件だけだ、その後は他の所と楽しく付き合えばいい。」

 

 

ハサマP「こんな額が定期的に送られてくるだなんてまさしく夢のような話でしょ?」

 

 

市代「(………意図が分からない………)」

 

 

ハサマP「おや、そろそろ時間かな。」

 

ハサマP「その額を持ち歩いてると狙われると思うけどついていこうか?」

 

 

市代「………迎えの連絡をしたので大丈夫です。気遣いありがとうございます。」

 

 

ハサマP「ばいばーい☆」

 

 

 

グリム「……………一つを徹底的に調べてそこに矢を立てるとは、考えましたね?」

 

 

ハサマP「まあね。こんな手はあまり使わないのだけれど。」

 

 

 

ハサマP「…………………さて、届く日を楽しみにしておこうか。即興の茶番劇も効くものだね。」