(台詞)技師とその両親と女精霊

……どこかの国の花嫁衣装があんな感じだった気がする。

今にも地についてしまいそうな程に長い浅黄色の髪……肌の白さ………綺麗だ。もう悔いはな………

















『……………様』『旦那様!旦那様!お気を確かに!』

「本当にありがとうプリム!!魂丸ごと持ってかれそうだった危ねえ!!絶対魅了の呪詛持ってるよあの御方!!」

「決めつけはよくないわよ祐馬。聞きに行ってくるからお嫁さん?やお父さんと待っててね。」

「おーい母さん、珍しく工が絶賛してるし俺も見たいんだがその人。」

お母さーん!!!!その方だけはヤバいからってもう行ってる!!

「こんにちは、そして初めまして綺麗な方。お話は大丈夫かしら?」

「………………い」

「?どこか具合でも」

「………答えるのが怠い。さっきの聞こえてたから言っとくけど私“精霊“。元から肌白いけど“アルビダじゃない“から。」

「というか連れ全員とはぐれた。うっかり目を離すと全員別の方向行くから困る、本当困る。」

「………あら、それはごめんなさいね………お詫びとは何だけど一緒に探すわ。貴方は何という名前かしら?」

「……………八朔紗雪(はちさくさゆき)。短い間だけど」

「ええ宜しくね。私は工市代(たくみいちよ)というの。」

「それでお連れの方達はどんな感じなの?」

「狂信者1名忠実なペット1匹とても可愛い娘1名、以上。」

「八朔さんと夫と娘とペットの核家族ってとこかしら。いいわねー」

「そりゃあどうも。まあなんだかんだで気に入ってるしね。前よりは」

「前については聞かないようにしておくわねー」

「気遣いありがと。」

……………祐馬!!鉄蔵!!プリムちゃん!!探すの手伝うわよ!!

「祐馬ー。もう分かってると思うが母さんはいっぺん張り切ったらなかなか止まんないぞー」

「………知ってる、よしやるか!!」

『名を呼ばれるのは何だか嬉しいです。声は届きませんけどそれでも……あ、探さないとですね!』