冬の訪れ

ハサマ王「………そっかぁ、もう雪が降り注ぐ頃か。」



教皇「はい、冬ですのでお祭りを企画しているのですよ。」




ハサマ王「へー?お祭り?どんな?」




教皇「様々な方をお呼びして屋台や芸能を楽しんでもらい最後には感謝として神に黙祷します。」



教皇「それとですね、小さな子供でも問題なく飲めるお酒を無料で振る舞おうかと。」




ハサマ王「いいねー。そっちはそれが名産品だったねえ」




教皇「そのことでお願いがあるのです。」




ハサマ王「……………なにかな?」




教皇「こちらのリストに書かれているものを全て下さい。」




ハサマ王「どれどれ。」



ほしい物

ラチュリン 

カトレリア

フマロティ

サトラリナ

フォエネス

ハシュリル

ヒリラルマ

ティリアヌロ

ハサマ王「………うんうん。どれも危険な効果がない物だね。後で送っとくー」




教皇「ありがとうございます!」ゴホッ



ハサマ王「………大丈夫?」



教皇「この身体では少々きついものでして。」



ハサマ王「…………………着込まないの?」




教皇「ムラサナさーん、電気毛布を持ってきて下さいー」



ハサマ王「わーすごーい!!暖かーい!!!



教皇「喜んでいただけたようで何よりです。」



教皇「…………あの人達も来ますかね………」




ハサマ王「あの人達?」




教皇「………………まあ特に隠すことでもありませんし話しておきますか。」



教皇「最近引っ越してきたのがいるのですけどその方々は儀式を拒否し周りと付き合わない主義なのか関わりがなく大丈夫かな、と………」




教皇「拒否したことには元から強制的にやるものではありませんし前例もありますし意志を尊重しますのでいいのですけど心配なのには変わりないので………」



ハサマ王「どんな人達なの?種族は?」



教皇「そうですね………“白無垢の精霊の女性“、“軍服の有翼人の男性“、“ロリータ服の有翼人の女の子“、“光輝き浮遊し言語の通じる狐“です。」




教皇「見た目がまるで他種族のようでしたが本人達から直接聞いたので大丈夫だと思います…………」



ハサマ王「一個質問」



教皇「何でしょう?」




ハサマ王「サクチュアリの人達は全員宗教信仰してるよね?拒否したということはやる気がないということだと思うけどそれについてはどうなの?」




教皇「せめて年に一回くらいはポーズだけでも取ってくだされば大丈夫です………真偽は別にいいようですので………」




ハサマ王「なるほど。納得納得。」




ハサマ王「来るといいね、その子達。」



教皇「そうですね。この機会に仲良く出来ればいいのですが。」




___外れにある凍りついた洋館___




???「嗚呼愛しの我が神よ!!!こんな物が届いたぞ!!!」



???「……………冬とはいえ、行くの怠い………」



???「やなのー!!たまにはマンマも一緒におでかけする!!!の!!!」



???「少しはボリュームを抑えて下さいお二方。ご主人が嫌そうにしています。」



???「じゃあその毛並みをモフらせろ狐ー!!」



???「あー摩擦熱がー!荒すぎますやめてください!!」




???「マンマもたまにはお外に出るのー!!いつもパパ達じゃさみしいの!」



???「……………えー…………」



???「いいかげんにしないと泣くの」



???「…………はいはい、行けばいいんでしょ行けば………」



???「わーいマンマ大好き!!」