(アイラヴ)お詫びの品とプラスアルファ


三階の廊下



新人「………クロマさん」




クロマ「………ん?顔青いけどどうかしたの?」




新人「体調が優れないので帰りますね。すみません私は聞こえすぎて………」





クロマ「あー……………」





新人「………えっと、やっぱり駄目ですか……?」






クロマ「いや帰っちゃっていいよ無理は良くない後で叱っておくから」





新人「よかったですありがとうございます……!」




新人「(後で叱るってなんだろう…………?確かに笑い声みたいなノイズ音だったけど………………)」




新人はエレベーターではなく階段で下まで降りていった




クロマ「使っていいのだけど遠慮してるのかな……………まあそのうち使うでしょ。」



上のボタンを押し中に入るとまたボタンを押して最上階へ移動する




豪奢な扉の前に着くとそれを勢いよく蹴り入ってきた



クロマ「そこの二人うるさああぁい!!!新人の子体調不良になって帰っちゃったでしょうがぁ!!」




ハサマP「ごめんねクロマちゃーん!ちょっとこの会見面白すぎて社長と笑いっぱなし腹痛咳酷(はらいたせきひど)ゲッホゲホ」




▽ 掲示板のスレッドも見てみたが予想通りだな 反響が凄まじい




クロマ「…………………………………………………」




ハサマP「…………反省だね………うん。」




ハサマP「実はその新人の子、前から気になってたんだよ。」




ハサマP「常人より感覚が優れているからといってデメリットがないとは決して言えないからね。」





ハサマP「ということで今朝届いたのがこの特注イヤーマフ





クロマ「………アクティブとバッシブどっちなのこれ?」




▽ 両方のいいとこ取りといったところか 




ハサマP「ちょっと着けてみて?」




クロマ「どれどれ」




クロマ「(わあ軽ーい。何も聞こえない)」




クロマ「何も聞こえなかったんだけどやりすぎじゃない?」




ハサマP「いやあの子には丁度良いと思うよ」




▽ その性能でやっと人並みにまで抑えられる




クロマ「どんだけ酷いんだろう………」




ハサマP「そうそう……防音とは別に凄い機能があるんだよ。」



クロマ「どんな?」




ハサマP「今の色は黒と青じゃん?ここをこうすると…………」




クロマ「………赤と黄になった………!?」




▽ ある程度は色を変えることが出来る 




クロマ「凄いけどこれがどう役に立つ………あっ」




ハサマP「気付いたみたいだね?」




クロマ「(頷く)」




ハサマP「なら説明はいらないね、…………グリムちゃん!」




グリム「衣装の方は既に完成しております、余り手を出していないサイバー系ですが大丈夫で?」




ハサマP「この機会にどんどん出していこうか!デビューはCGとかも積極的にね!」




グリム「承知しました」




クロマ「行動はっっっっや」





翌日



二階休憩室




放送『皐月アザミさん、4階までお越し下さいプロデューサーがお待ちです。』




新人→アザミ「!?」




4階




ハサマP「おはよう!先日は騒いでごめんねー」




ハサマP「はいこれ」




アザミ「イヤーマフ……ありがとうございます着けてみます」





アザミ「……………………!」




アザミ「(本当にいいんですか?という顔)」



ハサマP「(無言で親指を立てる)」




ハサマP「ところでこれ君の衣装ね」




アザミ「えっ」




ハサマP「あとこの月この日に君のデビューライブやるから頑張って」





アザミ「情報量が多すぎて追いつけません」




ハサマP「 アザミは 特注イヤーマフと衣装を手に入れた 」




ハサマP「 そして 自分のデビューライブも決定した 」




アザミ「(有難いですが何でRPG風なのでしょうか………)」