黒観測者視点白い過去

そろそろこの世界にも飽きてきた

一週間の大半を睡眠に費やしているというのに目にはアスラーンを思わせる隈がある

起きていてもその目に光はなく感情も乏しい、食事も一切喉を通らないようだ

ここのハサマ王は誰がどう見てもやつれている。

なお薬物の類は一切やっていないと断言しておこう、全てストレスだ

原因を挙げていくと

世界情勢の悪化による株の暴落

一部の国での戦争の勃発

チュリグの犯罪の劇的な増加

側近のフル稼働による反動

他国の工作員による国王やめろデモ

これらの出来事を受けての自身への無力感だな、ふむ、重い。

そして今日は各国の代表が集まる会議(その実自慢と悪口大会)

側近の一人に連れられハサマ王は会場の国へ移動した

会議の様子は既に飽きたため省略しておこう

悪趣味な衣服に身を着られた奴等(ハサマ王は除く)が騒いでいるだけなのでな

終わった後いつも通りベッドで睡眠をするかと思えば私に話しかけてきた

疲れたと一言だけ発し後は全て心中で続けていた

『いつも苦しい、どうしよう』

▽ そうか なら お前自身の手で滅ぼして来い 

『何を?』

▽ 世界を

私からその言葉を聞くとハサマ王は会話をやめ上へ移動をはじめた

行動が迅速で何より では見届けるとするか

そういえば決して滅ばない生物が存在していたがまあいいだろう

滅んだ後は自由気ままに過ごしているだけだろうからな